白黒全除去と呪禁封じとオルゾフの魔除け
2013年1月16日 MTG
Glaring Spotlight
（１）
アーティファクト レア
あなたの対戦相手がコントロールする呪禁をもつクリーチャーは、それらが呪禁を持たないかのようにあなたがコントロールする呪文や能力の対象になる。
（３），～を生け贄に捧げる：あなたがコントロールするクリーチャーはターン終了時まで呪禁を持つ。それらはこのターンブロックされない。
近年、最強能力ともいわれる呪禁を対策するアーティファクト。ただし、これ１枚でトラフトやシガルダを打ち取れるわけではないので除去を別途用意する必要がある。生け贄に捧げれば呪禁＋アンブロ、呪禁を使いたいときは大概相手の除去対応時なのでアンブロを生かしにくく、アンブロ目的で使おうとすると対応除去の危険が伴う。まぁ、逆に考えれば攻防問わず使える、ってことなのかも。構築では除去型クロパのゾンビや赤系ビートのサイドカードとして見ることとなりそう。リミテッドでもアンブロ付与は結構やり手。
Merciless Eviction
（白）（黒）（４）
ソーサリー レア
以下の４つの中から１つを選ぶ。「すべてのアーティファクトを追放する」「すべてのクリーチャーを追放する。」「すべてのエンチャントを追放する。」「すべてのプレインズウォーカーを追放する。」
選択したパーマネントタイプを全追放するリセット。追放なので不死やムーアランドによる再利用を許さないが、反面重め。とはいえ相手がクリーチャーを採用していないコントロール相手にも腐らず、終末と同じようなことができるため、今後の構築環境でも見ることになるだろう。
同じモード選択式全体除去の質素な命令と比較すると、プレインズウォーカーを処理でき、追放に変わっている分、複数種のパーマネントへの対処力が落ちている、というところか。
Orzhov Charm
（白）（黒）
インスタント アンコモン
以下の３つから１つを選ぶ。「あなたがコントロールするクリーチャー１体を対象とする。それと、それにつけられているオーラをそれぞれのオーナーの手札に戻す。」「クリーチャー１体を対象とし、それを破壊する。あなたはそのクリーチャーのタフネスに等しい点数のライフを失う。」「あなたの墓地にある点数で見たマナ・コストが１以下のクリーチャー・カード１枚を対象とし、それをあなたの戦場に戻す。」
オルゾフの魔除けはオーラ含む救出、再生できる血の復讐、予見版再誕の宣言。２マナ確定除去というだけでも現環境十分強力。復活させてうれしいクリーチャーは現スタンダードだと死儀礼のシャーマンくらいな気もするが、下の環境で再誕の宣言が使われていることを考えると、この能力も十分に使えるものだろう。救出能力は除去避けができない修復の天使を守るために使うのがベストか。アドバンテージロスしないモードが２つある魔除けは強い通説通り、このカードも強いと思う。
ではでは
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